日々の感謝を忘れずに
精進いたします

弊社は終戦から5年の後、昭和25年春に、先々代にあたる祖父 村上熊一が建築への塗装を始めたことをきっかけに創業いたしました。当時は、まだ復興もままならず、材料の手配にも苦労する状況でしたが、事業を継いだ二代目 渡邉等におきましては、日本経済高度成長の波に乗り、徐々に事業を拡大することができました。そして、創業から約半世紀を経た平成7年、15年間の修行を終えました、渡邉孝幸が三代目として代表取締役に就任し今日に至っております。
代表取締役となり、既に修行期間を超える年月を経過しましたが、無事今日を迎えられたのは、ひとえに皆様の暖かいご支援の賜物と感じております。ご厚情に心より感謝申し上げます。
ところで、就任当時も厳しい時代と感じておりましたが、昨今は以前にも増して厳しい状況となっております。行き過ぎた競争により「職人の生活を守れない価格」となりつつある施工単価は、企業の存続に関わる大きな問題です。高品質の仕事を供給し続けるためには、技術力を評価して頂き、それに伴う賃金の提供を受けることが必要です。「低い価格に合わせた満足できない仕事」など、できる事ではなく、また誰のためにもなりません。懸命に働く塗装・リニューアル工事に携わる職人、関係者、家族を守るため、より一層の努力をもって頑張っていく所存です。
我々の財産は現場で働く人と技術です。そのひとりひとりが胸を張って頑張る事ができる業界を目指し、また、これからこの業界に入ってくる若者たちが夢を持って働ける環境づくりも進めていきたいと考えております。
最後になりましたが、まだまだ若輩の身でございます。
皆様からご意見ご指導を頂きながら、共に未来を目指したいという気持ちで一杯です。
今後も、何卒変わらぬご支援を賜れますよう、心よりお願い申し上げます。

代表取締役　渡邉孝幸